施設について

2002年(平成14年)11月3日に高森町が世界に誇る蘭ミュージアム・高森が開園しました。
本来、蘭は熱帯の高地にその多くが生育しており、朝日を欲し、適度な温度変化を好みます。夏の夜温が冷涼であり、冬の晴天率が高い高森町は、日本でも有数の蘭の栽培適地なのです。
この高森の地に、蘭研究の世界的な権威である唐澤耕司博士が居を移し、蘭の栽培・研究をしていますが、その研究する貴重な蘭の原種を町に寄贈され、その資産を多くの方に鑑賞していただくために、蘭ミュージアム・高森を開園しました。

ロケーション
 蘭ミュージアム・高森は、長野県南部に位置する高森町の高台(標高約700m)に建っています。ここは、標高差2,000mにも及ぶ伊那谷や、南アルプスの雄大な景色を眺望できる、まさに絶好のロケーションです。
また、春の新緑から一面の雪景色まで、四季折々の移り変わりを、豊かな色彩や自然の息吹で感じることができます。
高森町は日本でも有数の「くだもの産地」です。“二十世紀”や”幸水”といった梨、
“ふじ”や“つがる”などのリンゴ、桃やぶどう、高森町が発祥の「市田柿」など、季節ごとの味覚が雄大な自然景観とともにみなさ まをお迎え致します。

施 設
蘭ミュージアム・高森は、鑑賞温室、本館、栽培温室という3つの建物で構成されています。
鑑賞温室では、熱帯の雰囲気を再現しており、着生蘭等をできるかぎり自然に近い状態で展示を行うほか、解説パネルを設置するなど、蘭を観賞するだけでなく、その植物の原産地や生態などを学習することができるようになっています。
また、当植物園が栽培・保存する特に珍しい蘭については、開花時期に合わせた特別展などの開催も計画しています。
本館内にある展示室では、年間を通じて約2週間に1度の割合で、蘭やその他の植物をテーマにした企画展を行っています。そのため、いつ来ても新しい感動が生まれることでしょう。同じく、本館内にある研修室では、四季を通じた蘭の栽培講習会や、植物研修等を開催します。これらの講習講座は植物園が開催するもののほかに、団体のみなさんのご希望等により専門のスタッフが講習をするなどのサービスもしております。
このほか本館には蘭の栽培研究や実験を行う研究開発室、蘭に関する貴重な資料を収集・保管する図書資料室等もあります。
栽培温室では数千にも及ぶ貴重な蘭を保存・育成し、開花期にあわせて観賞温室へ展示します。栽培温室は6棟あり、各温室が気温、日照等を調整しそれぞれの蘭に適した育成条件を設定しています。

開園時間  9:00-17:00(入園受付は16:30まで)
休園日  毎週木曜(ただし祝祭日の場合はその翌日)

 *当園では車イス、ベビーカーを用意してございます。どうぞお気軽にご利用下さい。