購入した開花株の管理
最低温度を13℃に保ち、温度変化を少なくする
暖房機の乾燥した温風に当てない
寄植え鉢は観賞後に必ず植え替える
花を咲かせるポイント
1.日照に注意して葉焼けさせない
自生地では比較的暗い葉陰の樹幹に着生しています。他
のランに比べて日除けを多くします
2.温度と湿度を高くする
比較的高温多湿を好みますが、水苔が過湿になったり芯
に水がたまると病気になります。冬の間は鉢を乾かし気味
で管理し、霧吹きやビニルなどで空中湿度を高めます
3.早めに植え替える
水苔が古くなると急に根が腐ることがあります。早めに
植え替えてやります
植えかえ
購入した寄植え鉢は早めに花茎を切り、一株ずつ管理します。気温が上がる4月下旬頃に新しい水苔で植え替えます
古い水苔や腐った根をていねいに取り除いて新しい水苔で素焼鉢に植えます 原種や小型の交配種ではヘゴ板につけて栽培することもできます
高芽取り
原種の中には花茎が長く伸びて途中から新しい株を生じる種類があります。また、交配種でも花茎のえき芽が生育を始めることがあります。高芽の根が伸びた頃に切り離して鉢に植えます
二番花
傷みがなく生育が良い株では、花茎の基部を3~4節残して切ります。やがて残ったえき芽が伸びて、3~4ヶ月後に再び花を楽しむことができます