胡蝶蘭はチュッリップ発祥の地ヨーロッパで19世紀に有名になりました。
彼らは東南アジアに生まれ育ったこの植物を自分たちの国に持って帰り、販売をはじめるとたちまち売れるようになります。
まるでコロンブスが胡椒をもちかえったときのようですね。
ファレプノシスはみなさんもご存知だと思いますが、基本的にはお金持ち向けの花だったのです。
意外と胡蝶蘭は台湾なんかがルーツだと思っている人もいるかもしれませんが、そうではないのです。
日本ですと、胡道を究めた榊原さんなどが国内のオーキッドのさきがけになったともいわれています。